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[OPINION] プロリーグ・シーズン XI プレビュー: Japan

この「プロリーグ・プレビュー」シリーズでは、来たる新シーズンのガイドブックとして、各リージョンのプロリーグに参戦する全チームの来歴を紹介し、さらにSiegeGGによる最終順位予想も掲載していく。今回は日本の8チームだ。

この「プロリーグ・プレビュー」シリーズでは、来たる新シーズンのガイドブックとして、各リージョンのプロリーグに参戦する全チームの来歴を紹介し、さらにSiegeGGによる最終順位予想も掲載していく。

順位予想はあくまで記者の私見に基づくもので、読者の皆さんがそれぞれに予想を立てるうえでの一助としてもらえたら幸いだ。(ページ下部やTwitterのコメント欄に、遠慮なく皆さんの予想順位を書いていって欲しい。)今回はAPACサブリージョンの中から、日本の8チームを紹介しよう。

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昨年の11月に愛知県常滑市で行われたシーズン10ファイナルは、コミュニティ全体で大いに盛り上がった記念碑的イベントとなった。しかし感動の声に浮かれ、国内リーグのベスト2チーム、CYCLOPS athlete gaming野良連合が揃って出場を逃したという挫折体験から目を反らすわけにはいかない。

日本全土をeスポーツで包囲するための作戦は、実際にはまだ始まってさえいない。海外チームとの力量差をいかにして埋め、社会におけるeスポーツへの理解をいかにして勝ち得るか。それが日本チームの、ひいてはコミュニティ全体にとっての喫緊の課題となっている。

EUではG2 Esportsが、APACでは野良連合が、それぞれかつての地位を失いかけている現状だが、プロリーグ・シーズン11に参戦するチームから、果たして未来の旗手は現れるのだろうか。

ベテランぞろいのGUTS GamingとFAV gamingが存在感を発揮し続けている中で、DetonatioN Gamingも目を見張る勢いで力をつけている。辛うじて降格をまぬがれたLamyは、YOSHIMOTO Gamingを後ろ盾に躍進を図っているところだ。一方、チャレンジャーリーグに降格して窮地に陥ったUnsold Stuff Gamingは、プロリーグ・チームの矜持を示して残留に成功。そして今シーズンは、LBXの選手たちを迎え入れた匠Festivalが満を持してプロリーグに登場する。

一つ一つの試合を全力で戦い抜き、最高の瞬間を多くの人々に目撃してもらうこと。それが何より重要だ。感動がコミュニティ全体を揺さぶれば、まだこのゲームの名前さえ知らない未来のスターが、大きな声援をふと耳にする日がきっと来る。

日本のプロリーグ・シーズン11に登場するのは、以下の8チーム:

  • CYCLOPS athlete gaming
  • DetonatioN Gaming
  • FAV gaming
  • GUTS Gaming
  • PET Nora-Rengo
  • Takumi Festival -LBX-
  • Unsold Stuff Gaming
  • Yoshimoto Gaming Lamy

そして以下が、各チームの順位予想やロースター、スタッフ、そして昨年までの動向だ。(※敬称略)

 

CYCLOPS athlete gaming

@CYCLOPS_OSAKA

Prediction: 1st

Roster: Anitun, SuzuC, gatorada, BlackRay, Ayagator, Mocho

Coach: XQQ

New Arrivals: Ayagator

Departures: Shokei (FA)

国内ではもはや右に出る者なし。海外でのパフォーマンスが争点か

シーズン11の優勝予想でも、本命はCYCLOPS athlete gaming (CAG)と見るのが無難だろう。昨シーズンの国内プロリーグを危なげなく1位で終えた彼らの強さについては界隈でもしきりに品評され、以前はAnitunやBlackRayの積極的なプレイスタイルをして、「若くて勢いがあるからだ」と指摘する向きが多かった。しかし実際には、シージ部門が解散した戦国ゲーミングExtasyからSuzuCとgatoradaを獲得したこともあり、今やすっかり狡知なパフォーマンスに長けたチームとなっている。彼らの破壊力に気圧されて、「ちょっと波に乗れてるだけだ」とムキになってしまったら、まさに彼らの思う壺だ。

2019年12月には長らくチームを牽引してきたShokeiが契約を満了した。これには一抹の不安を覚えたファンもいただろう。しかしその直後に行われたシックス・インビテーショナル国内予選では、シーズン10チャレンジャーリーグのチームKLIENからAyagatorが出場した。彼がきっちりと後釜を務めてウィナーズ・ブラケットを危なげなく登り詰めると、最後にDNGを倒してAPAC予選への出場を決めた。ロースターの全員が抜群の撃ち合いの強さと立ち回りの器用さを見せつけてくれるため、観戦初心者にもおすすめできるチームだ。

asd
From left to right: Shokei (ex-roster), gatorada, BlackRay, SuzuC, Anitun (as of August 2019)

しかしその一方で未だ不明瞭なのは、海外の格上チームと対峙したときの勝負強さだ。勝勢と見るやたちまち相手を自分たちのペースに引きずりこんでいくCAGだが、昨年のプロリーグAPACファイナルでは、オーストラリアのWildcard Gamingに6-3の状況から大逆転を許し、そのまま0-2で敗北してしまった。技術的なトラブルに見舞われたとはいえ、勝利を目前にしながら5ラウンド連敗したのは非常に擁護が難しい。「そこが限界」と見るか「ここから伸びる」と見るか。シーズン11の試合を観戦し、それぞれの目で確かめていこう。

 

DetonatioN Gaming

@team_detonation

Prediction: 2nd

Roster: Yura, MarineSky, febar, YahooN, reira

New Arrivals: N/A

Departures: N/A

期待値急上昇。年末の勢いを新シーズンに持ち込めるか

チャレンジャーリーグ・シーズン9では3位だったため、本来ならプロリーグにいるはずのなかったチームがこのDetonatioN Gaming(DNG)だ。しかしその後、プロリーグに残留するはずだった戦国ゲーミングExtasyのシージ部門が解散したことで、繰り上げ式でプロリーグに参戦できることになった。

シーズン10は全体を通して5位とまずまずの成績だったので、当初はチャンスの波にうまく乗れたラッキーなチームのような印象を受けた。しかし最近ではプロリーグに見合う実力を、あるいはそれ以上のポテンシャルを秘めたチームだと判明しつつある。YuraとYahooNの驚異的な殲滅力もさることながら、SCARZから移籍してきたfebarをはじめ、MarineSkyにreiraといったロースター全員が、それぞれ抜群の破壊力と作戦遂行能力を有している。

シーズン10の期間中には個々の能力が一つのチームとして十分に結実せず5位に終わったものの、昨今では新シーズン11におけるダークホース足りうると見る向きが高まってきた。

SiegeGGは、Yuraからシーズン11に向けてのメッセージをいただいた。

最近の僕達は前シーズンからのメンバー変更なども入り、皆さんの目でも成長が見れるチームになっていると思っています。

これからも成長を続け、日本から海外まで戦えるチームになりますので、どうか応援よろしくお願いします。

彼の言葉通り、2019年の後半はAlienware Autumn Finalsで優勝。さらにインビテーショナル2020の国内予選では、決勝戦でCAGに敗れたものの、野良連合、GUTS Gaming、FAV gamingといった強豪を次々に下したことで視聴者を驚愕させた。

CAGと他の古株チームが目立っている中で、密かに完成度を増しているこのDNG。順位予想で一人勝ちを狙いに行きたい方には、間違いなくおすすめできる。

 

FAV gaming

@fav_gaming

Prediction: 3rd

Roster: ShiN, Afro, Taipon, ChloroForM, shu, ZAKO

Coach: OdeNMiso

New Arrivals: N/A

Departures: N/A

シージのことならFAVに聞け。界隈随一の戦術眼で魅せるレジェンドたちのチーム

日本シージ界における最古参チームの一つ、EiNsのロースターを獲得して誕生したのがFAV gamingだ。社会人プロゲーマーの肩書きを持つShinをはじめ、Taipon、Afroといった生ける伝説たちが、現在の競技シーンでも変わらぬ活躍を続けている。

社会人プロゲーマーと聞くと淡泊で保守的なものをイメージするかもしれないが、FAVの試合はときに奇抜な作戦やオペレーター・ピックを見せて視聴者を仰天させてくれる。ファンサービスのために奇をてらっているわけではない。尋常ではない相手に勝つためには、リスクを取ってでも型破りな戦法を使った方がいいというShinの戦略眼が大きく反映された形だ。

果たしてそんな手が通じるのか。そう思わせた瞬間から、観客の視線は彼らに釘付けだ。そしてChloroForMやshuといったFAVのメンバーには、それぞれリスクを引き受けて戦い抜くだけの十分な能力があるため、勝利を得た瞬間、新しいファンがまた増えるというわけだ。

From left to right: Tatsukin (analyst), shu, ChloroForM, Afro, ShiN, OdeNMiso (coach), Taipon, ZAKO (photo from FAV)

2019年は国際試合との縁に恵まれなかったものの、国内では着実に成果を残した。6月の「ALIENWARE JAPAN LEAGUE SPRING」で優勝すると、8月に秋葉原で行われたオフライン大会、「AKIHABARA KANDAMYOUJIN CUP 決勝大会 in神田明神ホール」でも優勝。12月には「玄人志向杯#10」でも優勝している。プロリーグでもシーズン9は5位、シーズン10は4位と、コンスタントに存在感を発揮し続けている。チームの入れ代わりが激しい一方で、作戦は固定化しがちな競技シーンだが、そんな中でも変わらぬ人気を集めているFAV gaming。プロリーグのことをまだよく知らない新規の視聴者でも、他人と競争をすることについての大きな示唆が得られるだろう。

 

PET Nora-Rengo 

@norarengou

Prediction: 4th

Roster: Merieux, Papilia, ReyCyil, YoshiNNGO, Maavi

Coach: Kizoku

New Arrivals: N/A

Departures: N/A

何かと話題が尽きない名物チーム。王座奪還の秘策とは?

常に賛否両論がつきまとう野良連合に、今年も注目しない理由はない。

2018年にはシーズン8ファイナルズで世界ベスト4、2019年の前半も、シージ界最大の祭典であるシックス・インビテーショナル2018に出場して2度目の世界ベスト4となった。この時点での野良連合は、国内序列一位どころか、世界にまでその名を轟かせていた。

しかしシーズン9ファイナルズでは初戦敗退。シーズン10も思うような成果が出せずCAGに後れを取った。どうにか首の皮一枚でAPACファイナルズには出場したものの、シンガポールチームAerowolfの前に手も足も出なかった。

だがこのまま海外にその足跡だけを残し、今や昔と懐かしがられるだけのチームに成り果てるつもりは毛ほども無いはずだ。幸いにしてパイロット・プログラムによる収益が見込まれ、また産経新聞デジタルという巨大スポンサーからの支援も受けられたことで、強くなるための選択肢は一気に広がっている。2019年12月にクロアチアで行われた国際大会OGA Pitでは初戦で空しく散ったものの、その後ヨーロッパで念願のブートキャンプを行えたことは買い材料と見て良さそうだ。

また2019年の大みそかには、GUTS GamingやYOSHIMOTO Gaming Lamy、テレビの人気タレントらと共に、さいたまスーパーアリーナで開催されたイベント「eRIZIN」にも参戦。年の瀬の夜にも関わらず集まった多くのファンとともに新年を迎えた。

From left to right: YoshiNNGO, ReyCyil, Kizoku, Maavi, Papilia, Merieux

MerieuxYoshiNNGOをはじめ、ロースターの全員が撃ち合いに強いだけでなく、状況に合わせて役割を変えながら戦うことができる。また攻防いずれかでリードを許した中でも、PapiliaReyCyilのような経験豊富な選手たちは涼しい顔で挽回してみせる。2019年9月に国内大会チームから昇格してきたMaaviは、いきなり戦闘マシーンぶりを見せつけ存在感がいや増している。また、その仕事ぶりが表に出ることは稀だが、多数のアナリストやスタッフたちもチームの基板を支えているし、シーズン10ファイナルでも開会スピーチを務めたチームオーナーのKizokuは、Twitterにラーメンの写真を頻繁に載せる情熱に定評がある。

シーズンごとに何らかのアクションを起こす彼ら野良連合は常に、古参にして新参であり続けるチームだ。シーズン11の戦いからも目を離してはならない。

 

GUTS Gaming

@GUTSGaming_jp

Prediction: 5th

Roster: CrazyPapiyoN, JJ, Simotuki, Lily, Li9ht, 

Coach: Cloud

New Arrivals: N/A

Departures: N/A

「退役選手会」でも「二軍」でもない。経験と技量が融合した国内屈指の人気チーム

スマホゲームなら課金で容易にレベリングができるご時世だが、真の経験値は金では買えないことを分からせるために存在するのが彼らGUTS Gamingだ。選手たちの経歴から実質的に野良連合の兄弟チームと言えるGUTSは、「社長」たるCrazyPapiyoNを筆頭に、世界での経験も豊富なJJや、Lily、Simotukiといった大ベテランが揃っている。

シーズン9チャレンジャーリーグを経てプロリーグに昇格すると、野良連合との直接対決に人々の注目が集まった。結局はCAGが全員まとめて薙ぎ倒してしまったので幾許かのしこりが残ったものの、シーズン10の途中からはSixShooterに代わり、シーズン9チャレンジャーリーグのチームにゃん☆にゃん☆パラダイス(NNP)からLi9htを迎えて、最終成績は3位と色よい戦績を残すことができた。

昔からのファンベースを持つ彼らはイベントでも大人気だ。9月には野良連合とともに、来日したTeam Secretと「スペシャル国際マッチ 野良連合×TEAM SECRET×Guts Gaming」というオフライン・エキシビションマッチが、10月にはOMEN主催のイベントが秋葉原の「e Sports Studio AKIBA」で行われ、いずれも多くの人々を集めていた。

From left to right: Li9ht, JJ, CrazyPapiyoN, Simotuki, Lily (at e Sports Studio AKIBA)

拡大を続けるシージコミュニティにおいては、「よく見かけるチーム」だけでも挙げ始めたらキリがない。しかしプロリーグ入りを目指すチームが、国内大会でも頻繁に姿を見せるGUTS相手にどこまで抵抗できるかは、後の成功を占ううえでの一つの指標となるだろう。

とはいえ2019年のGUTSは、意外にもタイトルには手が届いていない。先のシックス・インビテーショナル2020国内予選では野良連合を2-0で沈めたものの、その後CAGとDNGの両チームに敗れて実質的に3位。果たしてこれは新シーズンの行方を占うものだったのだろうか。

 

YOSHIMOTO Gaming Lamy

@GamingYOSHIMOTO

Prediction: 6th

Roster: Rocon, Kr, memo, Deelo, P3n

Manager, Analyst: Manekin

New Arrivals: N/A

Departures: N/A

友人同士の集まりから、目指すは国内ベストチーム

実はこのチーム、チャレンジャーリーグ・シーズン9では5位だったことを知っている海外のシージファンはまずいないだろう。CL3位のDetonatioN Gamingがプロリーグに参戦した経緯は上述した通りだが、その後、4位のSCARZが韓国チームAgelessのロースターを獲得して国内シーンから一時離脱、さらに2位のNNPに事務的な不備があり、急遽Lamy Wonderlandのプロリーグ参戦が決まった。第一試合当日のことだった。

IGLのroconは、SiegeGGのインタビューの中で以下のように振り返っている。

ラミー自体は2年ほど前にrocon(話者)krとで、仲の良かった人を誘って作りました。当初は国内大会に出場して勝てればいいな程度でやっていましたが、次第にプロリーグを目指したい気持ちになり、チャレンジャーリーグに出場した結果、プロリーグ出場が決まったという形です。

当時の様子はあまり鮮明に覚えていないのですが、当日の昼ごろに運営の方から今日の試合に全員参戦できるかと聞かれ、急いでメンバーに確認をとったのを覚えています。

彼らは単なる数合わせで呼ばれたチームでは終わらなかった。プレイヤー個々の良さを最大限に引き出そうという方針が奏功し、最終成績6位で残留に成功している。それだけでも大金星だが、シーズン終盤にはYOSHIMOTO Gamingの旗まで受け取ることができた。

(PLに残留できたことについて、)最終的には他の試合の結果を待つ形になってしまいましたが、以前からのスクリムで上位のチームとも張り合える自信はありました。手応えはありましたが、安定した成績を出すことができなかったのが6位という結果に至った理由だと思います。

新シーズンは、本格参戦するp3n選手に注目してください。役割はアタッカーなので彼の突破力に期待して欲しいです。強豪チームに一矢報いるLamyを期待して見て欲しいです。

目標はもちろん1位を目指して頑張ります!国内大会でも優勝目指して頑張るので、応援よろしくお願いします。

 

Unsold Stuff Gaming

@UnsoldStuff

Prediction: 7th

Roster: EightBeatBeast, KemicaL, Lapla, SouLBoi, Hukusin, Kohki

Coach: Jooghurt

New Arrivals: N/A

Departures: N/A

「売れ残り(Unsold)」とは程遠い、界隈屈指の「Must Buy」な選手たち

シーズン9を戦ったAFFLICT ReVのEightBeat、KemicaL、Laplaの3人に、Kohk1とSouLBoi、さらにHukusinこと元父ノ背中のNotimeGGを加えたのが現在のUnsold Stuff Gamingのロースターだ。シーズン10では全体を通して3勝しかあげられずCLに降格したものの、チャレンジヤーリーグでは8勝1敗1分という好成績でプロリーグに舞い戻ってきた。

粘り強くトップシーンで戦い続ける彼らUSGについては、未だに多くの謎が残っている。

SiegeGGは調査の過程で、コーチのJooghurt本人から、USGの面々に関する極秘資料を提供してもらった。以下がその抜粋だが、やはりそこはプロチーム。リーグ戦を目前に控えた今、彼らの哲学について多くを明かすつもりはないようだ。あるいは筆が乗っただけなのか。真相を確かめるには、やはりUSGの試合を見るしかない。

 

- Unsold Stuff 7つのひみつ -

written by Jooghurt

SouLBoi大佐

“チームの方針や武器選択、殲滅対象や退路など決めているのは全てリーダーの彼である。Jooghurt少尉・Kemical中尉からの絶賛の声が絶えることはなく、エイリアン共から地球を守る我々EDFには欠かせない存在になっているのは間違いない。”

EightBeatBeast

“彼はサイボーグKohkiのメインエンジニア。彼が仕事を怠ると戦闘アンドロイドKohkiの調子が出ない為、チームで重要な役割を担っている。”

Kohki

“注目選手はこーき選手です!彼は実はサイボーグで機械なんです!!

感情のインストールと特殊造形で人間として生きてます。ESLの審査にも一ヶ月かかりましたがギリギリ通りました。最強です。よろしくお願いします。”

Jooghurt

“ネコ。

マスコット。試合中に突然喋りだす事がある。それ以外は基本的には「ニャー」か「ぴえん」しか喋れない。日中仕事で教師をしていると豪語しているが、それは恐らく嘘である。”

Kemical

“化学とは、さまざまな物質の構造・性質および物質相互の反応を研究する、自然科学の一部門である。”

NotimeGG

“チームの心臓で、USGメンバーにとっての兄貴、先輩、先生、親分、師匠、お頭、師範代、天使、悪魔、神的存在。シージ界のロジャー・フェデラー。”

Lapla

“カエル。”

 

Takumi Festival -LBX-

@TakumiFestival

Prediction: 8th

Roster: Yunkel, q23, kozakura, No2, Rosaliyboya

New Arrivals: q23

Departures: HoriKeN

プロリーグの新顔にして、界隈の古株がついに登場

匠Festivalの名はコミュニティでもよく知られた中堅どころだったが、結果が出なかったことが響いてか、2019年10月中頃にチームのシージ部門が一旦解散してしまう。

しかしその数週間後、ロースターのYunkelHoriKeNが、「父ノ背中×60FPS杯 road to ニコニコ超会議2019」への出場で知られていたチーム・LBXのメンバーを引き連れて帰還、匠Festival LBXとしてめでたく復活を遂げた。

プロリーグでは新顔ながら、匠Festivalは国内トーナメントにもコンスタントに出場し続けていた。またその選手たちだけでなく、スタッフまで名前が知られているという一風変わったチームでもある。所属アナリストのイオウ氏が運営する「シエラシージch」では、Vチューバーのシエラ嬢が有用性の高い小技を動画にまとめており、国外からも問い合わせを受けるほど好評を博している。

チャレンジャーリーグ・シーズン10に出場し、5勝4敗1分と2位で終えた。チームとしてはまだ手探り感のある成績だが、元プロリーグ・チームである父ノ背中にも一勝していることもあり、見通しについてそこまで悲観する必要は無いだろう。

昨年末にはチームの功労者Horikenが離脱を発表し、シーズン11では新メンバーとしてq23がプレイする予定だ。過去にも見られた盤外での混乱を鑑みるに、チャレンジャーリーグから昇格してきたチームが、プロリーグで実際に試合を行うまでには多大な労力を要することは想像するに難くない。まずはリーグ戦を無事に迎えられることを祈るばかりだ。

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毎シーズン恒例のことだが、今回もこのプレビュー記事を叩き台にして、自分なりの順位予想を立ててみよう。プロリーグを初めて見る人や、以前から観戦している人が、この記事をガイドとして使ってくれたら幸いだ。1月6日から世界規模でスタートするプロリーグ・シーズン11をチェックして、自分の予想がどれだけ当たっていたかを確かめて欲しい。

 

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